御経会

現世安穏・後生善処

御経会(おきょうえ)とは

正式には『如法懺法経会(にょほうせんぼうきょうえ)』といい、法華懺法(ほっけせんぼう)と例時作法(れいじさほう)の二つの法要を行う法会です。
知らず知らずのうちにつくった悪業を懺悔し、善業を積み、本来の清浄無垢な心に戻すための天台宗で最も重要な法要です。

背振山の中興
【性空上人(910〜1007年)】とは

比叡山の慈恵大師良源に師事して36歳で出家。
霧島山で3年、背振山で19年の修行を経て、播磨国(姫路市)に書写山円教寺を開創した高僧。
947年(天暦元年)、背振山に入山された性空上人は、法華経に基づく修行を修められる傍ら、数々の坊舎を再建される。この間に性空上人により始められた如法懺法経会『御経会』は、千年以上続く背振千坊の伝統行事です。

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